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暮らしと住まいのコラム①「今日はまだ楽ですね」、夏の一言にドキッとした話

8月17日
読了時間: 3分

これからの暮らしと、これからの住まい。

暑さや寒さ、季節の変化。日々の暮らしの中で感じる小さな変化には、住まいについて考えるきっかけがたくさんあります。

住まいは、建てて終わりではありません。

そこで暮らす人の毎日があり、季節が巡り、家族の暮らしも変わっていきます。

だからこそ私たちは、「どんな家を建てるか」だけではなく、「どんなふうに暮らしたいか」から住まいを考えることを大切にしています。


このコラムでは、日々の暮らしや住まいにまつわるさまざまなテーマを取り上げながら、これからの住まいについて考えていきます。

新しく家を建てることだけでなく、今ある住まいを見直すことも含めて。

住み続けるほど、暮らしの価値が深まっていく。



「今日はまだ楽ですね」、夏の一言にドキッとした話
「今日はまだ楽ですね」、夏の一言にドキッとした話

夏だから暑い。それは、当たり前のことかもしれません。でも、「家の中まで暑いこと」まで、本当に仕方のないことなのでしょうか。

今年の夏、何気ない日常の中で感じた暑さの変化から、これからの暮らしについて考えました。

「今年の暑さは、少し違う気がする」

今年の夏も、厳しい暑さが続いています。先日、車に乗ろうとしてハンドルを握った瞬間、思わず手を離しました。熱くて、すぐには握れなかったからです。

会社でも朝からエアコンをつけていますが、人の出入りが多い日は、なかなか室温が安定しません。エアコンはしっかり動いている。それでも暑さを感じる。そんな日が続いています。

ふと、「今年の暑さは、昔とは少し違うのではないか。」そんなことを思いました。


暑さは、本当に変わったのか

気になって調べてみました。数字で見ると、その変化はよりはっきりします。

福岡では、2010年代には年間平均約10日だった猛暑日が、2020年代には約21日に増えています。

つまり、私たちが暮らすこの10年ほどの間にも、35℃を超える日が当たり前のように増えてきました。

「昔より暑くなった気がする。」

その感覚は、私たちの記憶だけではなく、データでも確認できる変化でした。「今年は特別暑く感じる。」そう思っていたことは、気のせいではありませんでした。私たちが日々感じている暑さは、数字の上でも確実に変化していたのです。


「今日はまだ楽ですね」という言葉

そんな中、先日こんな会話を耳にしました。

「今日は35℃だから、まだ少し楽ですね。」

その言葉に、少し驚きました。35℃といえば、少し前までは「危険な暑さ」と言われていた気温です。それを今では、「今日はまだ楽」と感じるようになっている。

私たちは、少しずつこの暑さに慣れてしまっているのかもしれません。


暑さによって変わる、夏の過ごし方

最近、公園で遊ぶ子どもたちの姿を見る時間が、以前より少なくなったように感じます。「今日は暑すぎるから外遊びはやめておこう。」そんな判断をするご家庭も多いのではないでしょうか。夏休みといえば、外で元気に遊ぶ子どもたちの姿を思い浮かべます。でも今は、気温を見ながら一日の過ごし方を考える時代になりました。

暑さそのものが、私たちの暮らし方を少しずつ変えています。

もちろん、自然そのものを変えることはできません。夏が暑いことも、これからなくなることはないでしょう。でも、暮らし方や住まいのあり方は考えることができます。これからの環境の中で、家族が心地よく過ごすにはどうしたらいいのか。どんな暮らしを、これからも続けていきたいのか。

今の暑さは、そんなことを考えるきっかけになるはずです。



参考・出典気象庁「大都市における猛暑日日数の長期変化傾向」福岡の観測データをもとに、2010年代(2010~2019年)と2020年代(2020~2025年)の猛暑日日数の平均を算出しました。https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/himr/himr_tmaxGE35.html?utm_source=chatgpt.com

 
 
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