無垢板のデメリット
- shunkenkobo
- 2024年2月12日
- 読了時間: 2分
前回は無垢板について主に良い所を紹介いたしましたが、当然デメリットもあります。
今回はデメリットについて紹介していきます。
1.コスト面
一般的に利用されている合板フローリングよりも無垢床の方が建築費用が高くなることです。
合板フローリングは薄くスライスした木材を貼り合わせて製造されることから、大量生産に適していて一枚当たりの単価を抑えることができます。
一方で無垢材は木材の中で取れる部分が決まっていて、大量生産に適していないことから一枚当たりの単価が高くなりがちです。
少しでも費用を抑えたいと考えるときは、合板フローリングにメリットを感じるケースもあるでしょう。
2.キズやシミがつきやすい
無垢床のメリットは空気の層をたくさん含んでいることから、温かみが感じられ柔らかな感触を得られることです。
しかし空気の層を多く含んでいるということは、物を落としたときなどキズ・ヘコミがつきやすいということでもあります。
また、汚れが染み込みやすく食事をこぼしたときなどは、すぐに拭かなければシミになる可能性もあります。
ただし、無垢床は合板フローリングとは異なり、傷がひどくなった場合に表面を薄く削ることで綺麗に修復できる点は認識しておきましょう。
俊建工房のお客様はキズやシミを味ととらえ、むしろその変化を子供の成長と共に家の成長ととらえ楽しんでいます。
3.施工精度が悪いと反りや狂いが発生する
無垢床を使い慣れた工務店・大工さんでなければ、施工精度が低くなって反りや狂いが生じる場合があります。
床材にデコボコが感じられて、歩くたびに床が鳴るなど弊害が生じることもあるでしょう。
誰が施工しても一定度の品質を確保できる合板フローリングと比較すると、デメリットといえます。
このように、無垢材を選択する場合は様々なメリット・デメリットを把握した上で使用することを決める必要があります。
俊建工房では無垢材の扱いに熟練した職人と一緒に家造りをしています。
お気軽にご相談ください。










