top of page

​ブログ

アーカイブ

Archive

木の質感や香りが心地よい無垢フローリング。


「おしゃれだけど手入れが大変」というイメージから、取り入れるのを躊躇している人もいるかもしれません。


しかし、実際のところ、無垢フローリングに特別な手入れは不要なのです。




日常的にできる掃除には、次のようなものがあります。


●掃除は、掃除機をかけるだけで基本的にOK。


●クイックルワイパーなどの掃除用品は、ドライタイプを使用。

 ウエットタイプには洗剤  が含まれていることがあるため、使わない。


●どうしても落としたい汚れがある場合は、中性洗剤を水に溶かし、雑巾を固く絞って水  拭きする。ただしあまりゴシゴシとこすらない。



以上、。水気に注意するというポイントはあるものの、日常のお手入れは「意外に簡単だな」と思いませんか?


それは無垢材には手入れが不要、というよりは「本格的な手入れが難しい」というのが理由の一つ。


無垢材は本格的なオイルメンテナンスをしなくても、生活していく中で自然と油分を補給します。


無垢材は、人の足裏から出た皮脂で床に油分を補充しつつ日々の生活を積み重ねていくことで、人工的な加工ではできないツヤを楽しむことができます。


無垢材が皮脂をオイル代わりに吸収してくれるため、無垢材を使った木の床は夏でもベタつかず、水拭きをしなくても快適に過ごせるのです。



過度なコーティングをしない無垢フローリング。


傷や汚れを自然現象だと受け止め「味がある」と考えれば、無垢材が変化していく様子も楽しめるでしょう。






人は、おおよそ一生の3分の1を睡眠に費やすと言われています。


人にとってとても大切な睡眠。


実は、お部屋に無垢材を使用することで、良質な睡眠を手に入れることが可能なのです。



木の香りに心身をリラックスさせる効果があることや、無垢材がお部屋の湿度をコントロールしてくれることはよく耳にしますよね。



この香りや調湿作用も良質な睡眠にとって重要なのですが、今回は、「木目」が心身にもたらす癒し効果についてお話ししたいと思います。



みなさん、「1/fゆらぎ」という言葉を聞いたことはありますか?


「1/fゆらぎ」とは、人にリラックス効果をもたらすリズムのことです。



例えば、焚き火や、寄せては返す波の音など、ある程度規則的で、どことなく不規則なリズムが「1/fゆらぎ」です。


人は、この一定でありながらも必ずしも規則的ではないリズムに対して安らぎを感じやすいと言われています。



そして、無垢材の年輪の間隔にも「1/fゆらぎ」が存在しています。


ですので、無垢材を見ているだけでも、リラックスすることができるのです。





前回は無垢板について主に良い所を紹介いたしましたが、当然デメリットもあります。

今回はデメリットについて紹介していきます。



1.コスト面


一般的に利用されている合板フローリングよりも無垢床の方が建築費用が高くなることです。

合板フローリングは薄くスライスした木材を貼り合わせて製造されることから、大量生産に適していて一枚当たりの単価を抑えることができます。

一方で無垢材は木材の中で取れる部分が決まっていて、大量生産に適していないことから一枚当たりの単価が高くなりがちです。

少しでも費用を抑えたいと考えるときは、合板フローリングにメリットを感じるケースもあるでしょう。




2.キズやシミがつきやすい


無垢床のメリットは空気の層をたくさん含んでいることから、温かみが感じられ柔らかな感触を得られることです。

しかし空気の層を多く含んでいるということは、物を落としたときなどキズ・ヘコミがつきやすいということでもあります。

また、汚れが染み込みやすく食事をこぼしたときなどは、すぐに拭かなければシミになる可能性もあります。

ただし、無垢床は合板フローリングとは異なり、傷がひどくなった場合に表面を薄く削ることで綺麗に修復できる点は認識しておきましょう。

俊建工房のお客様はキズやシミを味ととらえ、むしろその変化を子供の成長と共に家の成長ととらえ楽しんでいます。



3.施工精度が悪いと反りや狂いが発生する


無垢床を使い慣れた工務店・大工さんでなければ、施工精度が低くなって反りや狂いが生じる場合があります。

床材にデコボコが感じられて、歩くたびに床が鳴るなど弊害が生じることもあるでしょう。

誰が施工しても一定度の品質を確保できる合板フローリングと比較すると、デメリットといえます。


このように、無垢材を選択する場合は様々なメリット・デメリットを把握した上で使用することを決める必要があります。

俊建工房では無垢材の扱いに熟練した職人と一緒に家造りをしています。

お気軽にご相談ください。









bottom of page